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おおよそ22年前のレコードを発掘!~最終回「人生を変えたレコード」 [雑記]

今まで、おおよそ22年前のレコードを発掘!と題して・・・

その1「はじめてのれ・こ・ぉ・ど」(はぁとw
では、初めて自分のお金で買ったレコードをご紹介。
その2「はじめてのオタれ・こ・ぉ・ど」(笑
では、自分が初めて買ったオタクなレコードと幼少時に買って貰ったレコードなどをご紹介して
みましたが・・・
そんな「想い出のレコード発掘記念企画」も、いよいよ最終回です

ってなことで、今回は「我が心の師」と仰ぐ某大物歌手のレコードを10枚ほどご紹介してみた
いと思いますが・・・その大物歌手とは???

実は、さだまさしさん(愛称:まっさん)だったりします(笑

以前この辺でご紹介してますので、当ブログの常連さんの中にはお気づきの方もいらっしゃっ
たかもしれませんね~


自分がさだまさしさんを知ったのは1985年、自分が○学2年生のときでした。
や、本当は「関白宣言」などで以前から知っていたのですが、特に意識して曲を聴きだした
のはこの頃です。

1985年当時、自分の地元では国際科学技術博覧会(つくば科学万博 EXPO’85)
が開催されていまして、会場のさまざまな情報を発信する「ラジオきらっと」という臨時のAM
ラジオ局が開局していました。

○学当時、ウチはTVが無かったので日頃からラジオを良く聴いていたことから、地元と言うこと
もあり、この「ラジオきらっと」を毎日のように聴くようになったのです。
ただ会場内からの放送だったので、閉場時間になると放送が終わってしまうのですが・・・
この臨時放送局が文化放送(JOQR)によって運営されていたこともあり、「ラジオきらっと」
終了後は自然と文化放送にチューニングを合わせるようになりました。

当時、その文化放送土曜夜23:00~24:30に放送されていた「さだまさしのセイ・ヤン
グ」
という深夜ラジオにガッツリとハマったのが、まっさんの唄を聴くようになったきっかけなのです。


そんなこんなで、1985年12月24日・・・
自分の誕生日に買ったこのLPレコードが、初めてのさだレコードとなったのです

自分症候群 1985年

このレコードは、自分の内でのさださんの原点とも言うべき、記念すべき一枚です。

さださんの伸びのある歌声と、とても深い深い歌詞、そして流れるようなメロディー。
初めてこれを聴いたとき、自然と涙を流している自分がいました。

この唄は泣いて当たり前・・・
もう、泣くことをためらうことすら恥ずかしい(つー`*)


聴きながらそんな気分になったことを、つい昨日のことのように思い出します。
素敵な曲がたくさん収録されているのはもちろん、当時の想い出がいっぱい詰まった、まさに
自分の人生を変えた1枚です

このアルバムでは「風が伝えた愛の唄」「Bye Bye Blue Bird」「長崎BREEZE」
「草枕」
などが特にお気に入りです。

また、このアルバムにはオマケのシングル盤が付いてるというサービスっぷり!(笑
 
オマケシングル「もうひとつの恋愛症候群」

「恋愛症候群」
をさらにコミカルにしたような、ギャグ色の強い内容になってます。
片面シングルのため、B面はカッティングされておらずつんつるてんです(爆


さて、次からはさださんのレコードを発売年順に追ってみたいと思います。
発売年が古いものばかりですが、購入したのは全て1985年以降です。

でわ、まずコレから逝ってみよう!

帰去来 1976年

さだまさしさん吉田政美さんのユニット「グレープ」の解散後、さださんがソロ活動開始
して初めてのアルバムです。
収録曲では「線香花火」「絵はがき坂」が比較的有名。

自分は、入院した子供との交流を微笑ましく描いた「第三病棟」や・・・
夕焼けの海で失恋?に区切りをつけ明日へと歩き出す心情を描いた「夕凪」が特にお気に
入り。



風見鶏 1977年

ジミー・ハスケル氏というグラミー賞アレンジャーの元、ロサンゼルスでレコーディングした
アルバムです。
ユーモアたっぷりの「雨やどり」を真面目な内容に焼き直した「もうひとつの雨やどり」
収録されています。



私花集(アンソロジー) 1978年

さださんのアルバム中でも、特に名曲揃いの一枚です。
ふるさとを離れ都会で暮らす息子を心配する親心を唄った「案山子」
山口百恵嬢
が唄って有名になった「秋桜」
さだ曲のランキングをやると毎回1位になる、さだ曲の最高峰「主人公」
・・・などなど、このほかにも「檸檬」がお勧めかな?



夢供養 1979年

さださんが立ち上げた自身のレコードレーベルフリーフライトレコ-ドの最初のアルバム
です。
特にヒット曲などは収録されていませんが、当時レコード大賞アルバム賞も受賞した必聴
の一枚!

さださんのアルバムの中でも、特にハイクウォリティーな仕上がりで「自分症候群」と同じ
くらい思い入れのある作品です。
「風の篝火」「パンプキンパイとシナモンティー」「まほろば」「春告鳥」「空蝉」「木根川
橋」
などなど、お気に入りを上げるのが難しいくらいに隠れた名曲が揃っています。


次は一気に飛んで1982年の作品です。

夢の轍 1982年

さださんのアルバムの中でも、特に地味で目立たないアルバムだったりします(笑
ジャケットも地味ながら、収録曲も地味なものばかり・・・
ですが、この地味さがさださんの本領なのです

このアルバムには後の事件の際に取り上げられた「償い」が収録されています。
自分もこの辺の記事で話題にしたことがあります。



風のおもかげ 1983年

タイトルの通り、柔らかで穏やかな風を感じるような曲が揃ってます。
「向い風」「安曇野」「甲子園」「あこがれの雲南」「津軽」など・・・
まさに向かい風、四季の風、暑い風、暖かな風、冷たく鋭い風など、風をイメージした構成に
なっています。



Glass Age 1884年

硝子細工のような、繊細なイメージの曲が多く収録された名盤です。
愛した人との別れを描いた「桜散る」という素敵な唄が収録されていますが・・・
受験シーズンに行われたコンサートでこの曲を唄って、受験生&親御さん一同から激しく抗議
された(笑)という逸話があったりするそうです。



ADVANTAGE 1985年

さださんのアルバムの中では、比較的明るくリゾート的なイメージを持った一枚。
12弦と6弦のアコースティックギター2本のみで演奏されている「まんまる」のギターテクは
一度聴くべし!



帰郷 1986年

「精霊流し」から「無縁坂」「縁切寺」「関白宣言」「秋桜」「主人公」などのヒット曲を新録
した全12曲のベスト版です。
グレープ時代から1984年くらいまでのヒット曲をまとめて聴くことができますが・・・
既に全曲知っている自分としては、ちょっと物足りない感じがしました。


そんなこんなで、1987年以降はCDで買うようになったためさださんのレコードは以上の
10枚です。
あとはCDで所有している分を合わせて、さださんのアルバムは計30~40枚くらいになる
でしょうか?

とは言いつつも、ここ数年はオタCDばかり買っててさださんのはほとんど買ってなかったり
します。
あぁ隠れさだファン失格だな・・・オレ(笑

ってことで、皆さんは自分の人生を変えた唄やレコード(CD)ってありますか?

でわ


自分症候群 プライス・ダウン・リイシュー盤

自分症候群 プライス・ダウン・リイシュー盤

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2004/06/30
  • メディア: CD
帰去来

帰去来

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD
風見鶏

風見鶏

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸, Jimmy Haskell
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD
私花集〈アンソロジイ〉

私花集〈アンソロジイ〉

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸, Jimmy Haskell
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD
夢供養

夢供養

  • アーティスト: さだまさし
  • 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント
  • 発売日: 1999/02/26
  • メディア: CD
夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤

夢の轍 プライス・ダウン・リイシュー盤

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2004/06/30
  • メディア: CD
風のおもかげ プライス・ダウン・リイシュー盤

風のおもかげ プライス・ダウン・リイシュー盤

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2004/06/30
  • メディア: CD
Glass Age プライス・ダウン・リイシュー盤

Glass Age プライス・ダウン・リイシュー盤

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2004/06/30
  • メディア: CD
ADVANTAGE プライス・ダウン・リイシュー盤

ADVANTAGE プライス・ダウン・リイシュー盤

  • アーティスト: さだまさし, 渡辺俊幸
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2004/06/30
  • メディア: CD
帰郷

帰郷

  • アーティスト: さだまさし
  • 出版社/メーカー: ユーキャン
  • 発売日: 2005/05/04
  • メディア: CD

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deacon_blue

☆ こんにちは。さだという人は誤解されているけれど,実は洒脱な通人だと思います。フォーク全盛期のデビューでなかったら,ネオアコになったかもしれないし,アメリカのようなソフト・ロックをやっていたかもしれないと思います。
by deacon_blue (2007-06-27 08:30) 

らいむ

deacon_blueさん、はじめまして!
ようこそお越し下さいました~

>実は洒脱な通人だと思います。
同感です!
未だにさださんのことを「暗い」とか「真面目」とか勘違いされている人もいますが、ラジオなど通じてさださんの話を聞いていると、彼のユーモアセンスや話題の広さなどにいつも感心してしまいます。
ユーモアたっぷりで面白い人、でも心の奥では物事に対して真面目に真剣に考えている、そんな感じがしますよ。

Niceありがとうございました。
でわ!
by らいむ (2007-06-27 13:39) 

ガッツ

こんばんは!
やはり、さだまさしさんですね!
てか、うちの〇学校に来た話なんてよく覚えてましたね。(笑

さだまさしさんの曲は例の、〇学校での出会いが、ちゃんと聞いた初めての機会でした。
それまでは、「北の国から」の人、というイメージしかなかったため、他の曲は知らなかったんですよね。

恥ずかしい話、そのときに何を歌ってくださったのか、かなり忘れてしまったのですが、「無縁坂」を聞いた事だけは覚えてるんですよね。
なんか、すごい申し訳ない気分になったのを覚えてます。(笑

あと、最近「償い」の歌詞を読んで泣きそうになりました。

>「暗い」とか「真面目」とか勘違いされる
そうなんですか?
私はすごく楽しい方だなぁと思った記憶があります。
冗談を交えたトークは楽しかったですね~。
やはりイメージが付く前に、御本人を見たのが良かったのでしょうか?(笑
by ガッツ (2007-06-27 20:45) 

らいむ

ガッツさん、こんちわ!

>やはり、さだまさしさんですね!
当ブログ最古参のガッツさんにはお通しでしたね~<マテ

>うちの〇学校に来た話なんてよく覚えてましたね。(笑
えぇ、あまりに羨ましかったもので・・・(笑

>それまでは、「北の国から」の人、というイメージしかなかったため
以前は・・・
  さだまさし=「北の国から」→ 一般人
  さださん=「主人公」→ 普通のさだファン
  まっさん=「償い」→ 濃ゆいまっさんマニア
ってなオレ的図式が出来ていたのですが・・・
これも通用しなくなりましたね~(爆

>「無縁坂」を聞いた事だけは覚えてるんですよね。
歌詞もメロディーの印象的な曲ですしね。
さださんの曲の中では、結構有名な曲です!

>あと、最近「償い」の歌詞を読んで泣きそうになりました。
自分は初めて聴いた時、ガチに泣きました(笑
ってか、いつ聴いても泣けるんですよね。

>私はすごく楽しい方だなぁと思った記憶があります。
最近はTVなどへの露出も多くなってきたので、分かってらっしゃる方が増えてきましたね。
でも以前は「根暗」とかいうイメージの方が多かったんですよ。
「関白宣言」は面白いけど、女性蔑視と言われたし・・・
最後まで聴けば、素晴らしい曲だとちゃんと分かるのにねぇ。
自分も◎学時代に「さだファン」と公言したら、さんざん笑われました(笑

ところで・・・
スクールランブルの新刊(17巻)にさださんのネタが載っててちょっと嬉しかったです。
八雲んもさだファンだったんですね~(笑

でわ!
by らいむ (2007-06-28 13:41) 

ないしょ

はじめまして。
いつもこっそり拝見してます。
さだまさしと聞いてやってきました(w)

自分が初めて聞いたのはまだグレープの頃(歳が…)親父が三年坂というライブ盤を買ってきたのがきっかけです。
当時まだ小学生だったにもかかわらず何故かどっぷり嵌ってしまい、全曲の歌詞は勿論、合間のトークまで覚える位何度も聴きました。
もちろんセイ・ヤングもずっと聞いてました。番組の最初でいつも笑わせてくれるんですよね。
「飛び句」のコーナーとか高度すぎてわからなかったけど(w)
だから曲はともかく(ぉ)さださんが暗いというイメージは無いですね。
高校の時はクラスの連中も殆んどラジオ聞いてたし。世代の差?
(汗)
好きな曲は多いけど、あえて一曲だけ挙げるとしたら「檸檬」かな?

でも初めて「北の国から」を聞いた時、松山千春と勘違いした自分はファン失格かも(汗)
by ないしょ (2007-06-29 03:39) 

らいむ

ないしょさん、はじめまして!

>いつもこっそり拝見してます。
やや、そんなコソ~リなさらずとも・・・(汗
あふぉなブログですが、たま~にでもコメント頂ければ幸いです。
ってか、ないしょさんのブログはへかさん経由で存じていましたので、こちらもコソコソと拝見させて貰ってましたが・・・(笑

>自分が初めて聞いたのはまだグレープの頃(歳が…)
ぉ!自分より年上~げふんげふん~さだファン歴が長いですね~
先輩と呼ばせてください!センパイっ!<マテ

>合間のトークまで覚える位何度も聴きました。
それは凄いな~!
実は自分、ライブCDは持ってないのですよ。
今度DVDを観てみようかな?

>高校の時はクラスの連中も殆んどラジオ聞いてたし。世代の差?(汗)
自分の頃は深夜ラジオ聴いてるのは、クラスでも数人でしたね。
その中でもセイヤングを聴いてるのは、自分を含め3人くらいだったかと・・・
確かセイヤングの後には、大学受験ラジオ講座をやってましたよね~(笑

>好きな曲は多いけど、あえて一曲だけ挙げるとしたら「檸檬」かな?
一曲挙げろと言われると、選ぶのに苦労しますが・・・(汗
比較的新しい曲だと「奇跡~大きな愛のように~」がお気に入りです。
って、これも10年以上前の曲か・・・OTZ

>松山千春と勘違いした自分はファン失格かも(汗)
コンサートは1度しか行ったことのない自分もファン失格かも?(汗

でわ~
by らいむ (2007-06-29 13:42) 

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