アニメ「ネギま！」最終回～納得でき～ん！

２週間にわたってネギま！の最終回予想？の記事を

６／１６　アニメ「ネギま！」第２４話～明日菜の死
６／２３　アニメ「ネギま！」第２５話～えぇ？タイムマシン！？

と、書いてきましたが・・・

見ましたよ！最終回
いやはや、何と言っていいか、むちゃくちゃというか、予想どうりというか・・・

良く捉えれば、ネギま！らしい「ハッピーエンド」
悪く捉えると、ネギま！らしくない「キャラクターへの愛情が感じられず、生と死を軽視したシナリオ」

自分的には、やっぱり納得できない終わり方になってしまいました（残念

納得でき～ん！その１　「うわぁ・・・やっちゃてるよ・・・」

突如出現したモンスター集団に対抗すべく、
契約していない残りのクラスメイト全員とキス（パクティオー）

いくら最終回だからって、おっつけたように「みんなキス」は無いんじゃないの？
ネギま！って（と言うか赤松作品か？）「たかがキス・されどキス」みたいな感じで、
キス１つでも「西へ東へ大騒ぎ」という純粋さと言うか、甘々さ加減が面白さだと思うんですよ。
それをあんな、いとも簡単に「チュッチュ」されちゃうと、とたんにがっかりします。

逆に言うと、あんな簡単にキスさせちゃうなんて、
それぞれのキャラクターに対する愛着や愛情は無いんでしょうか？
制作スタッフの姿勢を疑ってしまいます。

納得でき～ん！その２　「あ～ぁ・・・やっちゃったよ・・・」

タイムスリップで、明日菜の過去に介入したネギ先生（とご一行）は結局、
明日菜の誕生パーティーの最中に突然復帰・・・
そこで明日菜は「死にたくない・・・助けて」と激白、
みんなで明日菜が助かる方法を考えることになり、
葉加瀬（No.２４）の超未来科学？で呪いを除去・・・

明日菜が助かって良かった良かった・・・って

そりゃ無事助かって良かった、と思う気持ちも無いことはないけど、
それじゃ「明日菜が死ぬ時間軸」において、
それぞれのキャラクターたちが築いてきた時間（歴史）はどうなるの？
それまで育んできた友情や愛情、うれしかったことや悲しかったことも、
全てチャラなの？夢まぼろしなの？

そう考えると、どうしてもこの終わり方は納得できません。

さらに第２４話において、葬儀・火葬まで行い、明らかに明日菜が死んだと表現しておきながら、
明日菜の死という、人間の生と死の命題を「過去に介入して今を変える」と言った安易な方法で、
いとも簡単に無かったことにして、良いのでしょうか？

そもそも人の死とは、人の感情・心理の根幹に位置する、とても大きな問題です。
「死」という事柄を扱うことについては、ストーリー上の必要性があればＯＫかと思いますが、
ネギま！において「死」、特に主要キャラクターの死をシナリオの中心に据えること自体、
作品の主旨、イメージに合わないと自分は思うのですが、皆さんはどう思われるでしょうか？

でも、最後の最後、エピローグは綺麗に描かれていて、ちょっと落ち着きました
終盤のストーリーは、かなりがっかりでしたが、作品自体はそこそこ楽しませてもらいました。
今後は原作のストーリーがどうなるのか、とても楽しみです

 

コメント 13

so-netサーバーのメンテに時間が長かったので、タイムスリップしたのかと思いましたが、らいむさんこんばんはｗ

＞ネギま！において「死」、特に主要キャラクターの死をシナリオの中心に据える

赤松先生の日記を読む限りでは、アニメチーム側との合意の上のようですが、萌え萌えジャパンのインタビューhttp://moura.jp/clickjapan/moejpn/で「これは意識してるんですが、つらいことが起こらない世界なんですよね」とネギま！について語っているのとはチョット矛盾している気がしますけどね。


というのもかなり期待していた度合いが高すぎたので、チョット肩すかしだったような気がしています。
冷静に考えれば自分もそこそこ楽しませてもらったという感想ですネ(゜∀゜)
それにしてもOPのキスバンクは、最初から最終話を設定して作ってたとしたら色んな意味でスゲーかもｗ


「フタコイ・オルタナティブ」も最終回でしたが、こちらは徹底的に全制作スタッフがめいっぱい好きなコトをやりきったのが伝わってきてスッキリと気持ち良く見ることが出来ましたよ。
劇中でサブキャラが「バカな事を目一杯やってみたかったんだよ…」と呟くシーンがありましたが、まさにスタッフの熱い想いそのものな感じでジーンときちゃいました。

アニメ制作の実際は、未だにまともな生活が出来ない程にスタッフの給料が安いそうなんですね。
とても良かった作品はDVDを買うっていう事で自分なりにリスペクトしたいと思ってます。
ってその前に自分の稼ぎをもっと何とかしなさい＞オレ　Σ(ﾟДﾟ；
by ひろすぃー (2005-07-02 03:28) 

わたしもらいむさんの意見に同感です。
ありえない、話が多すぎ！
修学旅行編で終わった方がよかったかも？
by sugimomo (2005-07-02 06:55) 

ひろすぃーさん、こんばんわ！

＞OPのキスバンク
最終回見たときに、同じこと考えましたよ・・・
たぶん、最終回までは想定してないと思います。
オープニングのキスバンク・・・本編で使えれば使っちゃお～かな？みたいな・・・

＞萌え萌えジャパン
自分も読みましたよ！
なかなか興味深いですね。
by らいむ (2005-07-02 22:42) 

すぎももさん、同感いただき恐縮です。

すぎももさんのブログより＞全員とパクティオー、うらやしいです。
まっっったく、同感ですっ！（笑
by らいむ (2005-07-02 22:44) 

最終回見ました。
とりあえず・・・・・なんじゃこりゃあ！！まるでバスタード１６巻！
いや、バスタード１６巻はあれで良いんですけど、ネギま！でそれはちょっと・・・。
パクティオーした生徒達による必殺技のオンパレード！！キス（パクティオー）の嵐にはなんとか踏みとどまったものの、その先に待っていたのは最強魔法少女軍団による、魔法連射。もはや魔法バトルではない！！そんなものは技の威力と多人数を頼りにした、絨毯爆撃ですよ。
魔法バトルはもっと頭を使った、読み合いや、上級呪文を使うスキを探りながら牽制、ここぞというタイミングで詠唱にやたら時間のかかる必殺呪文をお互いに唱える、とかっていうのがおもしろいのに。
まあまったくもって個人的な意見ですが。
でもね、かの大魔導士様も言ってるじゃないですか「魔法使いはパーティーの中で一番冷静じゃなきゃならねえ。常に状況を正しく把握する頭がいるんだ。」って。

結末については、なるほど死ななかった未来に帰ってくるのではなく、死ぬ直前に帰ってきて、過去の行動で明日菜が変わるってエンディングでしたか。
ん～なんか中途半端というか。タイムパラドックス対策もあると思うんですが、２３話で死の恐怖を必死になってかみ殺してる明日菜を見てるだけに、一番がんばって恐怖とか、助けを求めることを抑えてた場面をひっくり返されて拍子抜けした感じでした。
「泣きたいときになかないと～」とかのくだりがあるんで一概に、いかん！とは言えませんが。
by ガッツ (2005-07-04 02:53) 

ガッツさん＞コメント遅くなってすみません！
ソネブが緊急メンテに入ってしまいまして・・・・（汗

う～ん・・・やっぱり「なんじゃこりゃあ！！」ですか・・・・
・・・ですよねぇ！
ねぎま最終回について、ソネブ内でも数名の方が書いていらっしゃいますが、
大抵の方が、同じようなご意見ですね。
こういう言い方も何ですが、たかだか「ネギま！」で、こんなこと考えてるの、
自分だけかも？とか思ってましたが、ちょっと安心しました！

＞まあまったくもって個人的な意見ですが。
自分も同感です。
まぁ、最終回だから派手にやらかそう・・・と言う演出なんでしょうね。
by らいむ (2005-07-05 21:01) 

そう言えば、ちょっと思ったんですが、対魔族戦のときエヴァが「数が多すぎる」とかいってかなり苦戦してましたが、過去の、しかもドイツにすっ飛ばされたのに登校地獄の呪いは効力発揮してるんですね。
数が多くて呪文唱える暇がなかった、とも取れなくはないんですが、
魔法のレベルから見て最弱状態のエヴァだったように思うんですよね。
あの呪い強力なんだか、弱いんだかわかんないですね。
修学旅行のときは校長の、５秒に１回のハンコでだませてたのに。
もっとも、効果がよくわかってないんですが、あの呪いは「学校の敷地内から外に出られない」のと「エヴァの力を抑える」効果が一緒になっているんでしょうか？
それとも、「エヴァの力が抑えられる」と「学校の敷地内から出られない」効果は別ものなんでしょうか？
え～と、わかりづらいですね。
つまり「エヴァは学校の中にいようが、外にいようが、呪いが効果を発揮しているうちは力が抑えられる」のか？「学校の外に出れば力が元に戻る」のか？ってことです。
だって修学旅行の時はフルパワーで魔法使ってたじゃないですか？
うわ～長くてすみません（汗）。
by ガッツ (2005-07-10 02:38) 

ガッツさん・・・読みが深い！

原作では、
学校の敷地内から外に出られない＝登校地獄の呪い
エヴァの力を抑える＝学園に張られた結界
と、なっているようです。（コミックス６巻　５２時間目「奇跡の瞬間」参照）

ですから、登校地獄の呪いから逃れて、学園の結界から外に出られればフルパワー、と言うことらしいですね！

アニメ版のドイツ行きに関しては、この辺の説明がされていたかどうか・・・
すでにＨＤＤレコから抹消してしまったので、分かりませんです（汗
まぁ、自分はあまり気にせずさらっとスルーしてしまいましたが・・・
深く考えない方が良いのかも？
by らいむ (2005-07-10 14:43) 

登校地獄と能力低下は別の効果だったんですね！
ということは、あのときフルパワーで魔法が使えたはず。どういう事だろう？
制作サイドも、「エヴァ＝呪いかけられて弱くなってる」っていうイメージが強くて、その呪いの内容までは頭がまわらなっかたのでしょうか？
あ、弱くなってるのは結界のせいでしたね。
まあ私もこれに気づいたのが、９巻のネギ先生とエヴァの「最弱状態の私に勝てなかったら～」って会話読んでからなんですけどね。

まさかわかってて流したんじゃないでしょうね？（ジロリ）
by ガッツ (2005-07-10 15:55) 

＞まさかわかって～
そ、そんなことないですよ（汗
ガッツさんの書き込みの後、コミックス引っ張り出して調べてみました！
by らいむ (2005-07-10 19:16) 

い、いやいや、ち、ち、違いますよ～（汗）らいむさんにジロリではなく（滝汗）
制作サイドにですよ～。
誤解をまねく発言失礼しました。

最終話問題のシーンを見直してみました。
おお！さりげなく説明してるじゃないか！
エヴァ「ちっ！数が多すぎる！『新月』じゃなければこんな奴ら！！」
『新月』！！そうか、そうだったのか！
どうやらエヴァは新月のせいで弱体化してたみたいですね。
たしか、ネギ先生と戦ったときは満月じゃなかったでしたっけ？
で、満月のときは牙がのびるとかなんとか言ってたような。
つまり、エヴァの力が最大になるのが『満月』で最弱になるのが『新月』ってことですね。
たしかに月って魔力があるとか言われますしね。
by ガッツ (2005-07-11 03:07) 

ガッツさんに・・・（ジロリ）
これでおあいこです（笑

＞『新月』！！そうか、そうだったのか！
おぉ！確かそんなこと言ってたような・・・

コレですっきりしました。
ガッツさん、解説どうもでした！
by らいむ (2005-07-11 20:40) 

おおおぉ。ジロリされてしまいました（笑）
アニメは終わってしまいましたが原作はまだまだいけそうなんで、そっちにも期待しましょう。

＞最大、最弱
自分のコメント見直してみて、これっておかしいですよね。
最大なら、最小。最弱なら最強となるべきで・・・
反省です。
by ガッツ (2005-07-11 23:32)