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「私のあしながおじさん」のダークサイド? [アニメ]

実はいま、密かに、はまっているアニメがあります。
それは・・・23年に渡って放送されたアニメ「世界名作劇場」の中の1作品

「私のあしながおじさん」(注)です

 現在、千葉テレビで放送中です。

ご存じとは思いますが、原作は、ウェブスター(アメリカ)の小説
「Daddy-LongLegs(あしながおじさん)」です。

この作品、かなり好きなんですよ・・・

「世界名作劇場」では珍しく、コメディーや恋愛がメインになっている点とか、
お話が何となく、ギャルゲちっくなところとか・・・
あと、なんといっても、あしながおじさんことジャーヴィス・ペンデルトン氏が・・・
腹黒い!とか・・・(笑

世界の名作に対して、こう言う事を書くのは気が引ける様な気もしますが、例えば・・・

  1. あしながおじさんが援助をして、ジュディ・アボット嬢(主人公)をハイスクールに入学させるが、その条件として、おじさんは匿名で正体を明かさない。
    また、毎月近況報告の手紙を出させるが、あしながおじさんからは一切返信しない。
    >のぞき見趣味?一種のストーカー?
    >「大切なおじさま」宛ての手紙を目の前に、暗い部屋で一人にやけるおじさま(ジャーヴィス)の姿が浮かびます


  2. ジャーヴィスは偶然出会って興味を抱いた少女が、実は自分の援助しているジュディと知っても、一切正体を明かさず、以後も別人として会い続ける。
    やがて二人は、恋に落ちるが・・・
    >秘密主義?
    >一人ほくそ笑むおじさま(ジャーヴィス)の姿が浮かびます


  3. ジュディを愛してしまったジャーヴィスは、彼女にプロポーズするが、彼女は、孤児の自分とジャーヴィスとでは、「身分が違う」、「援助してもらったおじさまに申し訳ない」、と思いなやんだ末に、プロポーズを蹴ってしまう。
    当然、ジュディジャーヴィス=あしながおじさんであることを、知るよしもない。
    「選択枝を誤った」とジタバタするおじさま(ジャーヴィス)の姿が浮かびます


  4. プロポーズを蹴られてしまったジャーヴィスは、ショックのあまり病に伏せってしまいます。
    そこで彼は、なりふり構わずこれが最後の手段とばかり、ジュディを自分の屋敷に呼び、自分の正体は、あしながおじさんであることを彼女に告げます。

    いま時なら、「だましてたのね?人をバカにするのもいい加減にして!」
    ベシベシッ(;゚◇゚)ノ☆() ̄o~)アゥゥ!
    と、なってもおかしくありませんが、あくまでも純粋な彼女は、
    「まぁ、そうだったの?おじさま・・・いえ、ジャーヴィス、好き(*≧∇≦*)ポッ」
    となり、結局、彼女はジャーヴィスに攻略されてと結婚してしまいます
    >葉巻をふかしながら「チョロいもんだぜ(ヒヒヒ)」と、いゃらしく微笑むおじさま(ジャーヴィス)の姿が浮かびます


どうです?

あしながおじさんことジャーヴィス・ペンデルトン氏が、
ドキュン野郎に見えてきませんか?
でも、当然ながら作品中には、そんな黒い描写は一切無く、いたって誠実な人として
描かれていますが。

もしかして?・・・・・
世界の名作でこんな事を考える自分が、腹黒いのでしょうか?

まぁ、こういう裏読みをしてもおもしろいですが、素直にラブストーリーとして見ても
なかなか良い作品だと思います。
舞台になっている時代が1920年代ですから、恋愛の形もいたって純愛で、
見ていても、何となく暖かな気持ちになってきます。

興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってはいかが?


あと、「世界名作劇場」に興味がある方は、こちらのサイトがオススメ。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/meisaku/meisaku/index.html

「世界名作劇場」のファンサイトですが、もはや個人で製作しているとは思えないほどの
圧倒的な情報量です。


(注) 「My dear アレながおじさん」を想像した方・・・いらっしゃいますよねぇ(ふふふ
あなたを「ギャルゲ同志!」として認定します。
異議は認めません(笑

いや・・・実は、未プレイなんですけどね。


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コメント 12

あ~、このアニメ見ていた記憶がありますw

そんな内容の話だったんですか…
小さい時に見ていたので、話の内容までは把握してませんでしたねぇ。

いやぁ、DQNだなぁ(ノ∀`)
by (2005-09-11 06:20) 

結城忍

おはようございます。

てか・・・DQNですねー。
でも、グリム童話とか日本昔話なんかも裏を返せばって
よくある話ですから、まぁーしょうがないですかね。(w

いや・・・それより「My dear アレながおじさん」を連想してしまった、
というか、「また古いエロゲのレビューだな」とこの記事のタイトルを
見た瞬間におもった私の方がDQNですね..OTZ
by 結城忍 (2005-09-11 08:35) 

らいむ

rihiserさん、いらっさいませ!
「hollow」大変だったみたいですね~おつかれさま。

>そんな内容の話だったんですか…
途中、自分の妄想などが入っていますが(笑)、おおむねこんな感じかと・・・

>小さい時に見ていたので、話の内容までは
そんなに小さいときに見てたんですか?わ、若い!
確か、自分が見てたときは、高校生だったような?
わぁぁぁぁ~ん(泣
by らいむ (2005-09-11 15:11) 

らいむ

結城さん、こんにちわ!

>てか・・・DQNですねー。
や・・・原作者も、登場人物の「ジャービィス」も、おそらくそんなことは、毛頭考えてないと思うんですが、どうも「腹黒く」感じてしまうんですよね~。
実際のところ、どうなんでしょうね?

記事のタイトルだけで?
濃ゆいですね、結城さん(笑
・・・って、自分もわざわざ注釈付けて煽るあたりが、DQNですね(汗
by らいむ (2005-09-11 15:20) 

らいむ

柾木さん、niceありがとう!
楽しんで頂けましたか?
by らいむ (2005-09-11 15:21) 

結城忍

ちっす。
「私のあしながおじさん」を「私のあれながおじさん」とタイトル読み違えちゃったんです(T_T)
なんか・・・立ち直れそうにありません...OTZ
by 結城忍 (2005-09-11 15:36) 

らいむ

タイトル勘違いで・・・OTZ
注釈で・・・激しくOTZ ですね?

ちょっと、ワナが深すぎたかも?(笑

おぉ!同志よ・・・
そんなに落ち込まないで~
自分も、同類です。
・・・・・・慰めになってない?
by らいむ (2005-09-11 15:50) 

あさごゆきや

いい深読みですねぇ(笑)
こうやって読むと、世界の名作もなんともギャルゲチック(ははは)

アレながおじさん・・・
「メイド服」ついてくるのがめっちゃ話題でしたよねぇ・・・(笑)
by あさごゆきや (2005-09-11 23:54) 

らいむ

二本柳さん、niceありがとう!

>「メイド服」ついてくるのがめっちゃ話題
そうでしたね~
当時は結構話題でしたが、今や初回特典に「すくみず」とか、10万円の限定版に「ドレス」が付く時代に・・・
次は、何が付いてくるのでしょうか(笑
by らいむ (2005-09-12 20:51) 

あしながおじさんは、原作は手紙のやり取り(つってもジュディが出した手紙のみ)だけで物語り作ってるんですよねー<読めもしないのに英語版を何故か買った記憶が・・・

で、アニメは、どろどろした恋愛ものになっていた・・・という記憶があるんだけど、間違ってる??^^;;
by (2005-09-12 23:37) 

らいむ

うっちーさん、こんばんわ!

>原作は手紙のやり取り
そうでしたね~
高校の頃、原作小説も読みましたが(もち、日本語訳)、アニメ版とは表現の方法がまるで違うので、ちょっとした違和感を感じました。

>アニメは、どろどろした恋愛ものになっていた
う~ん・・・
15年くらい前の本放送当時に見たきりなので、あまり覚えていませんが、若干「恋の駆け引き」みたいなことはあったかも?
どのくらいが「どろどろ」なのか?は、それぞれ感じ方が違いますので、何とも言えませんが、自分的には「どろどろ」と言うほどのことは、なかったような気がします。
まぁ、お子様も見る「世界名作劇場」ですから・・・
by らいむ (2005-09-13 20:26) 

あれながおじさん

あれながおじさんって..
by あれながおじさん (2016-08-04 19:57) 

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